前回の記事「【Liqwid】ADAをステーキングしながら4倍の利回りを得る方法。」をご覧になっていない方は、是非そちらからご覧ください。
イールドファーミング&流動性提供者の報酬
ユーザー分配プログラム:アクワイファー(Aquifer)
アクワイファーは、プロトコルの使用状況に応じてLQガバナンストークンをユーザーに配布するためのものです。イールドファーミングの最初のエポックと同時に、プロトコルのユーザー(借り手/貸し手)は、各市場で発生した借入利息に比例して、ブロックごとに$LQを獲得するようになります。
プロトコルはまず、ブロックごとに指定された量のLQトークンを割り当て、それをLQの拡大率に比例して各マーケットに割り当てます。すべてのカルダノブロック(0.5~1ドルのLQ)は、マーケットで発生した利息に比例して、すべてのマーケットに分配されます。そして、各マーケットでは、借入額と貸出額に応じて、すべての借り手と貸し手に$LQが分配される。
各マーケットには、ユニットごとの未払いLQトークンを追跡するための「貸出指数」と「借入指数」があります(ユニットは、借り手にとっては借入資産、供給者にとってはqTokenです)。
各マーケット内では、$LQの半分が貸し手に、残りの半分が借り手に割り当てられています。アクワイファーでは、ユーザーが獲得した金額が閾値(しきいち)を超えると、自動的にユーザーに$LQが分配されます。
*閾値…境界となる値。その値を境に、意味や条件、判定などが異なるような値のこと。
イールドファーミング:ハイドロポニカ(Hydroponica)
コミュニティへの最初のLQトークン配布の仕組みは、「ハイドロポニカ」と呼ばれるステーキングによるイールドファーミングとなります。このコントラクトは総供給量の10%を保有し、qTokenをステークしたユーザーにLQトークンが配布されます。
ユーザーは、ローンチ時またはその直後にサポートされるアセットのqTokenを賭けることができます。サポートされるアセットには「ADA、USDC、AgeUSD、ERG、LQ」があります。
参加者は、各エポック終了時にLQトークンの利回りを換金するオプションがあります。各エポックは5日間続き、各エポック中にLQトークンが配布されます。ユーザーの利回りは、ハイドロポニカプールにステークされた総量に対する、qTokensの量に基づいて計算されます。
ユーザーは、ステークされた時間に比例してLQ報酬を得ることができますが、LQを換金するためにはエポックの終わりまで資金をステークし続けなければなりません。
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