ISPO(ISO)とは?
ISPOと聞いていまいちピンとこない方もいると思うので簡単に説明します。
ISPO(ISO)とは、ADAを任意のステークプールに委任(ステーキング)することで、プロジェクトのトークンが貰える仕組みのことを言います。
プロジェクト運営者目線でいうと、カルダノのステーキングの仕組みを利用した、ユーザー、運営者ともにかなりリスクの少ない資金調達方法と言えます。
ISPOについてNoriさんがかなり分かりやすい記事を書いてくれているので、もっと勉強がしたい方は是非ご覧ください。
ISPOまとめ表
このスプレッドシートは定期的に更新します。
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ISPOに関しての考察
プールマージンと報酬について
ステークプールのプールマージンが高ければ高いほど、当然もらえるADAの量は減ります。ほとんどのISPOを実施しているプロジェクトのステークプールはプールマージン99%が多いです。
しかし稀に、プールマージンが低く、さらにプロジェクトのトークンが貰えるISPOステークプールがあります。SundaeSwapがこの方式を取り、かなり注目を集めました。
SundaeSwap ISPOから学べること
影響力を見ても分かる通り、SundaeSwapのISPOは成功したモデルだと言えると思います。
主な理由としては、ADAのステーキング報酬+サンデートークンが貰えるというのが大きかったと感じています。
先ほども述べた通り、ほとんどのISPOは、プールマージンが99%です。マージンが99%だとADAのステーキング報酬がほとんど貰えません。言い換えると、ADAのステーキング報酬の代わりにプロジェクトのトークンを貰っていると言えます。
しかし、サンデースワップは違いました。カルダノコミュニティのSPO(ステークプールオペレーター)からプールを選出し、ISPOの対象としトークンを配布しました。僕たちSPOのマージンはおよそ1%~5%程です。
この様なモデルにすることで、SundaeSwapのISPOは成功。多くの人に認知されました。
ここで、「SundaeのISPOモデルと同じ、もしくはかなり似たモデルを探し当てれたら儲けるチャンスなのでは?」と考えました。
リサーチの末、ついに探し当てました。ARDANAです。
ARDANA と RAY network
RAY network も似てはいますが、報酬が減っていく一方な上、カルダノコミュニティからSPOを選んでいるわけでは無いので、分散化の点から考えても少し微妙な気がしました。
こちら RAY network の報酬減退図です。
しかし、Ardanaは違います。ISPO対象プールをコミュニティから選んでいたり、「チームはプールが過飽和になるのを教育および防止し、より小さなプールでの成長を促進す」と言及していたりと、分散化の点でもかなり好感が持てます。
Ardanaに関しては、もっと詳しい解説を別の記事や動画でしたいと考えているので、気になる方は今のうちにYoutubeのチャンネル登録やTwitterのフォローをお願いします。
ArdanaのISPOは7月頃にあるらしいのですが、公式の発表ではないのでご注意下さい。
最後に
ISPOは資金調達、トークン配布どちらの用途にも優れており、今後メジャーな資金調達方法になればいいな、と考えています。もし、僕が事業をするとしたらこの仕組みは是非とも取り入れたいです。
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