カルダノで初の電気自動車プロジェクト”eTukTuk”とは?

プロジェクト

eTukTukとは?

eTukTukは、カルダノで初の電気自動車プロジェクトです。このプロジェクトは、CO2排出量を削減してもスムーズに交通機関が機能し、発展途上国と先進国との間で経済格差をなくすことを目指しています。

スリランカのコロンボからスタートしたこのプロジェクトは、ブロックチェーンを活用した充電ステーションのネットワークを構築し、EV(電気自動車)への移行をできるだけスムーズに、かつ手頃な価格で実現しようとしています。

eTukTukに対応したEVを使えば、ドライバーは効率よく充電ができ、トゥクトゥクのガソリン代を減らすことができます。

スリランカで初期事業の開始

2023年1月19日、eTukTukはスリランカでの初期事業の開始を、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラム(WEF)の2日目に発表しました。この会議は通称「ダボス会議」として世界的にもかなり有名です。

https://www.rp.pl/biznes/art19314391-forum-w-davos-przelozone-do-wiosny より引用)

ではなぜスリランカが選ばれたのでしょうか?

現在、スリランカには、多くの人が利用できる充電インフラがありません。スリランカ政府の方針では、2040年までに国有車、乗用車、二輪車、三輪車の100%を電気自動車に置き換えることになっていますが、充電インフラが整備されていなければ不可能です。

しかし、eTukTukの充電ステーションが街中の最も必要な場所に設置されるなど、eTukTukが充電ステーションのネットワークを構築し、インフラを整備することで、スリランカ国内のEVへの移行を早めることができます。

また、スリランカは活気に満ちた国ですが、大気汚染の問題が深刻です。世界保健機関(WHO)によると、「良好な大気質」は0〜50の間でバランスが取れているとされています。しかし、2022年12月、スリランカの大気質は249に急上昇したと報じられています。

現在、二輪車やトゥクトゥクなどの、二輪・三輪車は、スリランカ国内の全ガソリン消費量の46%を占めています。したがって、二輪・三輪車をEVへ移行することで、大気中に放出されるCO2を大幅に削減することができます。

このような点から、スリランカは、eTukTukの初期事業を開始する場に選ばれました。

発展途上国の現状

現在、世界のすべての国が大気汚染に苦しんでいますが、この問題は発展途上国でかなり深刻です。 実は、世界中の大気汚染に関連する死亡の90%以上が発展途上国で発生しています。

https://mobile.twitter.com/eTukTukio/status/1595492615813750784 より引用)

その上、発展途上国の主要な交通手段であるトゥクトゥクは、乗用車よりも多くのCO2を排出しています。このトゥクトゥクをEVに置き換えることができれば、発展途上国の大気汚染は改善します。

さらに、トゥクトゥクを電気で充電することにより、高騰する化石燃料(地域によっては50%も上昇)のコストを大幅に削減できます。しかし、電気自動車は購入価格が高いため、低・中所得者層は電気自動車に移行することができません。そのため、発展途上国のドライバーは、高価で有害な化石燃料を余裕があるときに車に給油しているのが現状です。

また、ほとんどの電気自動車(EV)の販売は、ヨーロッパなどの先進地域で行われていました。以上の問題点を踏まえ、eTukTukは発展途上国に向け、南アジアで大気汚染を引き起こしている数百万台のトゥクトゥクを電気自動車に置き換える、低価格の三輪車ソリューションを構築しています。

二輪・三輪車の問題点

トゥクトゥクは、旅客サービスと配達サービスの両方で、スリランカ国内で最も人気のある交通手段です。発展途上国の主な交通手段であるトゥクトゥクなどの二輪・三輪車は、乗用車よりも多くのCO2を排出しています。しかし現在、2億7000万台の二輪車と三輪車が路上を走っています。 この数は2050年までに4億台に達する可能性があります。

画像https://mobile.twitter.com/eTukTukio/status/1582589859301949441 より引用)

また国連によると、専門家は二輪車と三輪車がEVへの移行における最優先事項であると述べています。eTukTukは、発展途上国全体でそれを実現しようとしています。

充電ステーションの問題点

少数の発展途上国には充電ステーションはありますが、発展途上国全体で充電インフラが明らかに不足しているため、電気自動車への強制的な切り替えは不可能です。

現在、二輪・三輪の電気自動車(EV)を普及させようとする試みは世界中でも行われていますが、世界的に見ても、充電インフラの不足が障壁となり、時代遅れの交通手段からの脱却できずにいます。

これは物凄く大きなチャンスです。充電ステーションのインフラが不足している上、世界的に見てもニーズがあるので、EV充電ステーション市場には、大きな成長が見込まれています。この市場は2028年までに、1,000億ドル以上の市場になると予測されています。

画像https://mobile.twitter.com/eTukTukio/status/1574466087407665152 より引用)

ですが現状、EV充電ステーションの大部分は、中国・日本・韓国で見受けられます。また、アメリカのような先進国がEV充電ステーションに投資している一方で、発展途上国に住む数十億人が取り残されています。

発展途上国こそ恩恵を受けるべきであり、EVの最大のチャンスはこれらの発展途上国にあります。eTukTukは、EVへの移行を最も必要としている地域にもたらします。

なぜカルダノなのか?

カルダノが選ばれた理由は、持続可能性技術社会的なビジョンの3つからです。

持続可能性

カルダノのプルーフ・オブ・ステークは、非常にエネルギー効率に優れています。eTukTukの事業の重要な要素の1つは、システムに参加するドライバーにかかるコストが一貫して低く、アクセスしやすいことです。エネルギー効率が高ければコスト削減に繋がるので、ドライバーの負担を減らすことができます。

技術

カルダノは、チェーンの有効性と堅牢性を確保するためにフォーマル検証を導入しています。これにより、他のブロックチェーンよりもカルダノ上で書かれたコントラクトに大きな信頼を持たせることができます。

また、カルダノのネットワークは厳格なピアレビューを受けています。新しいアイデアは試され、その有効性がピアレビューで検証されます。これは、イーサリアムやビットコインなどのブロックチェーンとカルダノの大な違いです。

社会的なビジョン

カルダノは、仲介者のいない世界、つまり、権力を持った少数者によってではなく、権限を与えられた多数者によってコントロールされる世界というビジョンから始まりました。この世界では、個人は自分のデータをコントロールすることができます。

これはデジタル・アイデンティティで可能です。カルダノ上で身分証明書や重要な書類をデジタル化することで、物理的な書類のコピーを必要としなくなります。この技術により、どこに行っても、スマートフォンさえあれば、自分の個人情報や金銭情報にアクセスすることができます。

スリランカでは現金決済が主流です。デジタル・アイデンティティと仮想通貨決済により、乗客や運転手がお金を持ち歩く必要がなくなるので、より安全性が高まります。

報酬とインセンティブ

現在、配車業界のドライバーは、燃料価格の上昇、車両の購入、維持、高コストな運用費、タクシー会社の高い手数料など多くの問題に直面しています。

eTukTukでは、ステーキングの仕組みにより、参加者はネットワークを支える代わりに報酬を稼ぐことができます。この仕組みにより、ドライバーの収入が400%も増加することが期待されています。

さらに、ネットワークに参加するための障壁がほとんどないため、真のシェアリングエコノミーが実現されます。

また、充電ステーションは、eTukTukネットワークの中核となるもので、広くアクセスでき、コンパクトで将来性のあるものになるよう設計されています。テリトリーパートナーになることで、ネットワークの成長を助ける充電設備を提供し、同時に報酬を得ることができます。

参考文献

etuktuk.io

twitter eTukTukio

Biden to announce $900M to build EV charging stations

Electric two and three wheelers

Demand for Global Electric Vehicle Charging Station Market Size to Surpass USD 115 Billion by 2028, Exhibit a CAGR of 35% | EV Charging Station Industry Trends, Share, Growth, Value, Analysis & Forecast Report by Facts & Factors

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