SingularityNET とは?
SingularityNET(AGIX)は誰もがAIを作成、共有、収益化することができるようにするグローバルなAIネットワークの提供を目的としたプロジェクトです。
AI(人工知能)というのは作成するのに膨大な時間とデータが必要になるため、現状、大手の企業しか参入できていません。
この問題点をSingularityNETが解決するかもしれません。なぜなら、SingularityNETに蓄積されたデータベースの中から学習させたいデータを選んで好きなようにAIを作成することが可能になるからです。
開発者はSingularityNETでAIの作成を行い、AIを導入したいと考えている企業はプラットフォームで公開されているAIを購入することもできるようになります。
AIは、ブロックチェーン上でオープンなネットワークに保管され、互いに情報を共有できるようになっており、これによって学習スピードが向上するそうです。
僕は、AIの需要が今後どんどんと増していくと思うので、SingularityNETのプラットフォームにはかなりのユーザーが集まると予想しています。SingularityNETの今後にワクワクします!!
ERC20トークンとは?
ERC20トークンとはERC20を用いて開発されたトークンの総称のことです。
また、ERC20とはイーサリアムのブロックチェーンを利用するトークンに適用される仕様・規格のことです。
イーサリアム上でトークンを発行することで、トークン発行者は1からブロックチェーンを設計する手間が省けます。しかし、トークンの仕様(プログラミング言語など)が異なっていると、トークンごとにウォレットが必要です。
まさにERC20以前のトークンは、トークンの仕様がばらばらで、互換性を持っていませんでした。つまり、仕様の異なるトークンを100個持っていれば、ウォレットの管理も100個しなければいけないということです。
この問題を解決するために、スマートコントラクトの共通規格としてERC20が考案されました!!
ERC20コンバーターとは?
ERC20コンバーターは、イーサリアム上のERC20トークンを、カルダノのネィティブトークンに変換し、カルダノプラットーフォーム上に移行するものです。また、その逆も可能です。
SingularityNET(AGIX)の例で具体的に言います。
トークンをEthereumからCardanoに移動すると、Ethereumベースのトークンがスマートコントラクトでロックされ、同じ量の新しいトークンがCardanoで作成されます。
カルダノからイーサリアムに戻ると、AGIX-ADAトークンがバーン(焼却)され、同じ量のAGIX-ETHトークンがイーサリアム側でロック解除され、請求できるようになります。
こちらの図でもう一度説明します。
左上の緑矢印から解説します。まず、ERC20コンバーターを介してAGIを送ります。すると、AGIがスマートコントラクトでロックされ、同じ量の新しいトークンが作成されます。
次に、右下のカルダノからイーサリアムに戻る場合の赤矢印を説明します。ユーザーは取得したトークンを送ります。すると、AGIがバーン(焼却)され、同じ量のトークンがスマートコントラクトを実行することで請求できるようになります。
SingularityNETが公開しているとても分かりやすいアニメーションがあるので、気になった方は是非、そちらもご覧ください。
コメント