サイドチェーンとは?

技術解説

サイドチェーンとは

サイドチェーンとは、複数のブロックチェーン間で情報のやり取りを行い、様々な機能を実装する技術のことをいいます。しかし、メインチェーンとは取引の承認者も別であり、セキュリティもサイドチェーン側に依存します。

メインチェーンとのやり取り

メインチェーンとサイドチェーンを完全に分けてしまったら元も子もありません。よって、お互いに情報が行ったり来たりできるよう入り口や出口があります

この入り口や出口などの通路のことを「ペグ」といいます。ペグには双方向ペグ一方向ペグがあります。

2種類のペグについて

双方向ペグ(two-way pegging)

双方向ペグでは、メインチェーンとサイドチェーンの間で双方向のデータのやり取りができます。つまり、メインチェーンからサイドチェーン、サイドチェーンからメインチェーンといったように両方から情報のやり取りが可能です。

一方向ペグ(one-way pegging)

一方向ペグでは、メインチェーンからサイドチェーンといったように一方向でしかデータが送れません。ちなみに、上記の双方向ペグの方が技術的に新しいです。

サイドチェーンへのトークンの移動

実はメインチェーンとサイドチェーンの間で、データ・情報以外にトークンの移動もできます。これもペグを使用して行われます。

双方向ペグのトークン移動

メインチェーンのトークンをロックし、サイドチェーンでトークンを新たにミントします。メインチェーンに戻す場合は、サイドチェーンのトークンをバーンし、メインチェーンのトークンのロックを解除します。

一方向ペグのトークン移動

メインチェーンのトークンを誰も使えないアドレスに送信して、その分新しいトークンをサイドチェーンでミントします。一方向ペグなので、サイドチェーンからメインチェーンに移動することは不可です。

これは、Proof of Burn(プルーフ・オブ・バーン)と呼ばれたりもします。有名所で、「Counterparty(カウンターパーティ)」のトークンである「XCP」がなどあります。

サイドチェーン と レイヤー2 の違い

サイドチェーンとは別に、スケーラビリティ問題を解決する代表格の一つとして、レイヤー2(セカンドレイヤー)というものがあります。

レイヤー2はサイドチェーンと異なり、メインチェーンに接続された別レイヤーにあるものです。

レイヤー2(セカンドレイヤー)についてはこちらの記事をご覧ください。

技術解説

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