オンチェーンとは
オンチェーンとは、取引記録がブロックチェーンにリアルタイムで直接記録されることを言います。データがブロックチェーン上に乗っていることから「On-Chain」と呼ばれます。
オフチェーンとは
オフチェーンとは、オンチェーンと違い、すべての取引をブロックチェーン上で処理せず、取引の最終的な結果のみがメインチェーンに記録されることを言います。
オンチェーン、オフチェーンの違い
上記を踏まえると、主な違いは「取引のどの部分を記録するか?」である。
オンチェーンでは、取引のすべてがリアルタイムで記録されるのに対し、オフチェーンでは取引の最終的な結果だけがメインチェーンに記録される。
ちなみに、オンチェーンもオフチェーンも同じブロックチェーン上に記録されるため、それぞれが別のチェーンになっているわけではない。
オフチェーンの概念はなぜ生まれたのか
オンチェーンの取引のみでは、メインチェーンに取引の情報をすべてを記録しなければなりませんでした。
これでは利用者の増加に対応できません。なぜなら、処理速度が遅くなり、円滑に取引が進まなくなるからです。よって、支払う手数料も高額になり、普及が進むほど決済手段としての利便性を失ってしまいます。これがいわゆるスケーラビリティ問題です。
この問題に対処するためにオフチェーンの概念が生まれました。
スケーラビリティ問題
スケーラビリティ問題に対処しようとするソリューションの代表格に、「レイヤー2(セカンドレイヤー)」と「サイドチェーン」が挙げられます。
是非、この2つの用語についても学習してみてください。
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